セラピストになった理由②

広告代理店での会社員時代

「これで、明日も頑張れる…」

マッサージで
なんとか命をつなぐ

そんなストレスフルな
毎日の繰り返しでした。

が、会社員として
社会人経験をしたこの期間は

本当に重要な
学びの多い時間だったなぁと
今になってはそう思えます。

入社当時、
私が一番恐れていた仕事は

断トツに、電話応対でした。

ワンコールで新人が
直ぐに受話器をとるべし。

どの会社でも聞くような
暗黙のお約束があり

電話が鳴る度に
グッと肩に力が入るのでした。

長年お付き合いのある
お得意様の多い
小さな会社だったので

締め切り数分前になると…

「××ですが~
いつもどおりで○号で
掲載をお願いします~。」

と簡単な一言の依頼の電話。

しかし、それとは間逆に
一から十までイチイチ確認する
要領を得ない新人の電話応対。

忙しい仕事の合間をみて
電話をしているお客さまの

イライライラつき具合が
受話器越しからもビシビシビシっと
伝わってきます。

電話を代わりたくても
営業さんも先輩も
他の電話でテンテコマイ。

締め切りに向かって
時計の針はチクタク進むし

私の肩こりは頭頂部まで
ガチガチ登頂するし…涙。

それでも、
一通りの仕事とお客様を覚え

いろいろと
任されることが多くなった頃

顧客の方々にも
声を覚えていただいて

いつの間にやら
電話に出るのが一番楽しい仕事に
なっていました。

PC作業よりも
無駄話をするのが好きで

気難しいお客様でも
ホイホイ口から
ペラペラ世間話が出てきます。

「かんちゃん(私のこと)の作る記事なら
なんでもいいよ~。」

一度も直接の面識がないのに
そんなふうに言ってくださる
お客様まで涙。

「接客ってやっぱり楽しいなぁ」

そんなふうに思うようになりました。

つづく…

—– 移転小竹向原サロン情報 —–
🚇 有楽町線・副都心線 小竹向原駅 1番出口 2分
🕔 10:00~19:00(最終受付)
🔻アクセスはこちら
https://g.co/kgs/xFUXJpY

タイトルとURLをコピーしました